また間が空いてしまいました。
スタンでは青単やドレッジで遊んだり、プレリではマカール王*2を引いて大勝したり。
有意な結果に繫がらない時でも更新したほうが良いのかもしれませんが…

夏のGP神戸を考えると、そろそろモダンの練習を始めておきたい今日この頃。
LSVがモダンの青黒フェアリーを使用したプレイ動画をアップしていたのを見て、思わず試してみたくなりました。

Channel LSV – Modern Faeries
http://www.channelfireball.com/videos/channel-lsv-modern-faeries/

折しも、都合よく近場でモダンの大会が。
現環境での評価は低いものの、自分自身がさほどモダンに明るくないことも考慮し、スタンとエクテンで使い込んで回し方が身体に染み着いてくれているであろうフェアリーを信じてみることに。

LSVのレシピはおおむね良い感触だったものの、

・土地25~26枚のフェアリーを回していると、確かに多くマナフラッドが起こると感じる。とはいえ4マナには確実に辿り着きたいデッキだし、土地23枚は削り過ぎではないか?
・瞬唱の魔道士は確かに強いが、フェアリー最大の強みの一つである霧縛りを削ってまで増やすほどのものか?

この二点が気になったので、少しだけ変更を加えました。
-1 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
-1 苦悶のねじれ/Agony Warp

+1 沼/Swamp
+1 霧縛りの徒党/Mistbind Clique

持ち込んだレシピは以下の通り。

2 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit
4 闇滑りの岸/Darkslick Shore
4 涙の川/River of Tears
4 人里離れた谷間/Seculded Glen
1 地底の大河/Underground River
4 変わり谷/Mutavault
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
3 島/Island
1 沼/Swamp

4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
2 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
3 ヴェンディリオン三人衆/Vendillion Clique
3 霧縛りの徒党/Mistbind Clique

2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren

4 苦花/Bitterblossom
1 飢餓と饗宴の剣/Sword of Feast and Famine

3 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
2 思考囲い/Thoughtseize

2 呪文嵌め/Spellsnare
2 マナ漏出/Mana Leak
3 謎めいた命令/Cryptic Command

2 蒸気の絡みつき/Vapor Snag
1 破滅の刃/Doom Blade
2 四肢切断/Dismember

サイド

1 否認/Negate
2 ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall
2 誘惑撒き/Sower of Temptation
1 強迫/Duress
1 暗黒破/Darkblast
2 死の印/Deathmark
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 墓掘りの檻/Grafdigger`s Cage
2 呪文滑り/Spellskite
1 殴打頭蓋/Batterskull

R1 トリコトラフト
G1は先手、こちらダブルマリガン、相手1マリガン。こちらの苦花、相手の聖トラフトがそれぞれ通り、トークンで天使を止めながらもトラフトにライフを削られる。
青命令で天使トークンバウンス+ドローでトークンを一度残し、そこを起点にクロックを追加していき、ライフ1点で勝利。

自:20→19→18→16→15→13→12→10→9→5→2→1
相:20→19→18→11→9→0


G2は後手、相手1マリガン。少し土地を並べあった後に苦花が着地。本体を火力で狙われるもクロックを掛け、修復天をいなして勝ち。

自:20→19→18→17→14→13→12→9→8
相:20→19→18→17→15→11→6

2-0

雷口のヘルカイトが入っていないタイプなので割と楽な印象。苦花は強い。
霧縛りやヴェンディリオンにタール坑が絡むとフェアリーのクロックは一瞬で跳ね上がるので、守勢に回る時でも攻めの端緒を確保しておきたい。相手の思惑を一手ずらしてゲームを捲るデッキなので、ライフとクロックの計算がとても大事。

R2 Zoo
G1は後手。密林の猿人が複数並ぶ展開。除去とカウンターでいなしつつ、相手が土地で削ったライフに5点クロック*3を上乗せして勝ち。

自:20→18→14→13→10→7→4→3→2
相:20→18→16→15→12→15→13→10→0

G2は後手、相手1マリガン。除去とカウンター、ハンデスを連打し、呪文づまりをペンデルヘイヴンで強化しながら2/3を止め続ける。2/3とナカティル、オオヤマネコが残ったところで5枚目の土地を引き、殴打頭蓋をプレイ。トークンはPtEを喰らうも、スプライトへの装備に対応はなく、相手が投了。

自:20→18→14→10→15
相:20→17→14→13→12→7

2-0

相性的には不利なので、このマッチを取れたのは大きかった。殴打頭蓋はナイスサイド。

R3 赤緑トロン

G1は後手。ハンデスから苦花の理想的な立ち上がり。ウルザトロンが揃うも、炎渦竜巻*2にスプライト*2を合わせて更にクロックを上積み。魂の洞窟経由のワームとぐろエンジンに一度殴られるも、青命令で1ターン寝かし、返しの致死量クロックに相手が投了。

自:20→19→18→17→18→19→13→12(ライフゲインは燃え柳)
相:20→19→14→20→12→0

G2は後手、相手ダブルマリガン。そこに苦花スタートからの一方的な展開に。

2-0

流石に相性差が明確に出た印象。マナ加速→大振りなデッキの相手はフェアリーの最も得意とするところ。

R4 無色トロン(青マナはアカデミーの廃墟のみ)

G1は先手、相手ダブルマリガン。そこに苦花スタートから順当に展開・妨害を繰り返して勝利。ヴェンディリオンと霧縛りは強い。

自:20→19→18→18→16
相:20→19→14→4→0

G2は後手、こちら1マリガン。ハンデスからの苦花、アップキープ霧縛りを連打。沈黙の調停者にスピードダウンさせられ、全ては塵で一掃されるが、タール坑で残り1ケタのライフを詰める。ワームとぐろを出されるも、トップした黒緑剣を装備して攻撃、勝利。

自:20→19→18→17→16→15→14
相:20→16→12→8→5→0

2-0

こちらも有利な印象。インスタントで何かが飛んでくることも無く、動きが大振りなのでプランを立てやすい。


R5 ドランタッチ赤(ドランとZooのハイブリッド的なデッキ)

G1は後手1マリガンから土地1と軽いハンデス・除去の多い呪文をキープするも土地を引かず、ナカティル*2→先触れ→ドランと綺麗に回られて負け。

G2は先手、こちら再びマリガンから土地とスプライト、ヴェンディリオンの手札をやむなくキープするも、その後何も引かず負け。

0-2

フリープレイの結果を見ても、相当不利なマッチアップなのは間違いない印象。とはいえ、この点は除去を減らした点が響いた可能性も。あと、どの道不利なのだから苦しいキープよりいっそダブルマリガンまで許容してよかったかも。


以上、4-1でしたがオポ差で優勝、青緑フェッチとBMポイントを頂きました。
随分と久しぶりにクロックパーミを楽しむことができ、(スタンではほぼ存在できないアーキタイプですし)
フェアリー使い至福の瞬間「アップキープ霧縛り」も味わえたので、個人的には大満足です。

今日は有利なトロンに2回当たれたのが勝因だと思います。
モダンにおけるフェアリーの立ち位置はあまり芳しいものではありませんが(特にナカティル入りのデッキ相手)、
フェアリー相手の立ち回りを知らないプレイヤーも増えている分、普段使い程度ならまだまだ頑張れそうな雰囲気です。

レシピはおおむね満足の行くものでしたが、もう少し改良の余地はありそうです。
ペンデルヘイヴンはクロック増加とブロック性能の向上で想像以上に活躍しましたが、フリープレイではミシュラランドに触れなくて困ることもあり、トロンも考えると地盤の際の方が「丸い」選択肢には違いないと思います。
また、マナバランスや除去の選択、枚数にも吟味の余地があるかもしれません。

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